必殺 ホーム リノベイター 03

20年積み重ねたスキルを活し、住まいの不具合にピンポイントでアプローチ。ライフスタイルが一撃で変化してしまう手助けをさせて頂きます。

実戦向き セルフビルド必須アイテム2

特殊なノコギリは幾つも(1000
種類?くらい)あります。

それらが有ればきっと便利でしょう
が、我々はコレクターではないし、

「あれば使えるのか?」と言われ
ても…携帯電話の機能だって、全
てを使いこなしているわけでは
ありません。

商売で利益を出し続けて行くには、
最低で4種類くらいのノコギリが
あれば、9種のカテゴリーには対
応可能です。

ここで、これからお話する内容が
DIYいや、工事する上でも大切な
考え方となる、避けては通れない
キモの部分です。

では、あなたに問題です。

「長さ3.6mで4cm角(小口の縦横
が4cmの意味)の垂木を使って、1
mの垂木を3本切り出す事になり
ました。さて、あなたはどうやっ
て切り出しますか?」

おそらくノコギリが床を切らない
様に、台(テーブルなど)に乗せて、

定規や差し金で引いた線に合わせ、
(右利きなら)右から順番に1本ずつ
切って行くでしょう。

垂木の2面に線を引き『その線を
消す』ように1面にノコ刃の溝が
出来たら、もう1面の線に合わせ
る。

ノコギリは『引く方』に力を込め
てギーコギーコと切り進める。

最後のあと2〜3回ノコギリを引け
ば切り落とせる瞬間、切った垂木
がポトリ。

垂木が切れる前に、垂木の端っこが
次の垂木一部と連結して、木目に
沿って欠けてしまうケース。

そんな残念な結果を未然に防ぐのは、
垂木の口が開き始めたらノコギリの
引く力を弱め(緩め)て小刻みに動
かす。

切り落とす垂木に手を下から添えれ
ばOKです。

そして、なんとか切り揃えた垂木で
すが、実際に並べてみると長さに
若干のズレが…。

しっかり計測して切っているのに
ズレが生じてしまうのは何故な
のでしょう。