必殺 ホーム リノベイター 03

20年積み重ねたスキルを活し、住まいの不具合にピンポイントでアプローチ。ライフスタイルが一撃で変化してしまう手助けをさせて頂きます。

実戦向き セルフビルド必須アイテム5

「打撃面を釘の頭に触れ続けるイ
メージで打ち込んでいった場合
どうなってしまうのか?」

時間を巻き戻して、釘が板にメリ
込む残り5叩き(回)位いで、
釘の頭が突如あらぬ方向に曲が
ってしまうのは何故か?

長さ6cmを越える釘を撃ち抜く力
は、釘の頭の下の部分に相当な圧
力がかかって熱も発生しているで
しょう。

ハンマーを振るう際、真っ直ぐハ
ンマーを振り下ろしているつもり
でも、

外から内(右利きなら右側から体の
内側へ、左利きは左側から)へ、
ハンマーを振り抜きがち。

釘の芯叩けば振り下ろしたパワー
は、ダイレクトに釘の先端に伝達
していくから問題無いでしょうが、

「釘の芯とハンマーの合わせる
様に打つ」なんて、

プロ野球選手で一流と呼ばれるバッ
ターの『打撃理論』などで語られて
いそうですけど…


話しは少し脱線しますが、ここ数年、
と言っても、牛龍が職人の世界に入っ
た当初から、木工事の多くは釘ではな
く、ネジ(ビス)を多用しています。

ネジと釘の打ち込みで共通する部分は、
釘は芯を外すと最後に曲がるし、ネジ
は角度が悪いとナメって(ビットが外れ
てネジ山を潰す状態)しまいます。

野球選手の打撃理論と本質の部分は
同じかもしれませんね。

まぁ、あなたが深く考え過ぎて、ハ
ンマーが振るえなくなっても困りま
すから、

「牛龍がそんな事言ってたっけ?」

程度に留めておいて下さい。


2つ目のハンマーの使い方は、
『沈める』
『固定する』
『付着させる』などです。