実戦向きセルフビルド必須アイテム15
「刺さって抜けない」「途中で曲がった」
など、釘は抜かずにそのままだよって人も
居るでしょう。
屋外や見えない部分ならそれでも構わない
けど、もし、目に付く部分でソレが起こっ
た場合、見過ごす事は出来ない筈です。
釘はバール(カジヤ)を使って引き抜きに
掛かるのに、下地に傷を付けない工夫や
そうですね、当て木などをする必要も出
て来ます。
ところが、ネジは釘と違いドライバーの
回転を切り替えるだけで、抜き差しが簡
単に出来てしまう。
コレ、凄いメリットと感じているのは自分
だけでしょうか?
板及び垂木などを固定していくのに、手前
の板(及び垂木)を貫通させて、奥の下地
に刺さり食い込む
(釘やネジの)頭がストッパーとして、上か
らギュッと押さえる事で下地と密着させる
。
釘は上からの強い力が、先端に一気に集約
される事で刺し貫き、木の復元する能力で
釘を締め付け,、引き抜きを防ぎます。
ネジも同様、上から力を加えるんですが、
ネジに刻まれた溝を、時計回りに回転させ
差し込む事で、より内部に食い込み引き締
めも強いです。
でも、それは、刺さる方向(縦)に対しての
力の話し。
ネジは全体に溝を作る分、ネジ本来の芯が
細く、横方向の力に弱かったり、節など
硬い部分に刺さると折れる可能性もあり
ます。
横の力に対しては、『折れるネジ』よりも
『曲がる釘』の方が強いと言えるでしょう。
「では、それぞれの弱点を克服するには
どうすれば良いのでしょう。」