必殺 ホーム リノベイター 03

20年積み重ねたスキルを活し、住まいの不具合にピンポイントでアプローチ。ライフスタイルが一撃で変化してしまう手助けをさせて頂きます。

実戦向きセルフビルド必須アイテム18

ペンチは電気の配線の表皮(ビニール)を
剥く時にも使えます。

ペンチの内側には刃の様に尖った部分が
あり、当然、針金など硬い線を切るのに
も使います。

配線の場合、芯は銅線があり、周囲は
ビニール(絶縁体)で覆われています。

その周りだけを切って剥ぎ取るんです。

実際、ポストやインターホンの交換時、
室内の天井の貼り替えや壁の塗り替え時
の、照明及びコンセントの取り外しが絡
む場合など、

配線を弄る機会は少なくない。

本来で有れば電気工技師の資格が必要な
事もあります。

既存の配線が長過ぎて無理に収納されて
いたり、作業中に誤って切断してしまっ
たら、

何が何でも繋ぎ直して使用出来る状態に
しなければなりませんからね。

前回のメルマガで紹介し忘れたネジを
掴んで回す専用のペンチとは↓↓↓
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遣り方は、ペンチの刃の部分で配線の
カバーのみを切断するイメージ。

ステップ1 グレーの配線の中側に白と
黒(3本は赤)のビニールに包まれた銅線
が2本あります。

グレーのビニールを縦に割く様に、白
黒の管の真ん中に、カッターを入れて
グレーのビニールを剥ぐ。

ステップ2 分かれた線の白(黒)を
端から1〜1.5cmの辺りをペンチで
挟み、

銅線を軸にクルクルとペンチを回し
て、ビニールだけに切れ込み(溝)
を入れる。

ステップ3 ペンチで挟んだ部分が
『薄皮1枚』なったところをペンチ
で『クッと』掴み、表面のみを
引っ張って剥く。

ここで、『グッと』ペンチを握っ
てしまったら最後、銅線も一緒に
切れてしまうのでご注意を。

「クに゛(濁点)付いただけじゃん」
と、思ったあなた

この『銅線を切断しないギリギリの
ポイント』は、文章で説明しても伝
わり辛い感覚なので、

電気が走って無い配線で練習する必要
はあります。