必殺 ホーム リノベイター 03

20年積み重ねたスキルを活し、住まいの不具合にピンポイントでアプローチ。ライフスタイルが一撃で変化してしまう手助けをさせて頂きます。

実戦向き セルフビルド必須アイテム6

ハンマーの扱い方を音で例えるなら

前回の釘や何かを割ったり砕いたり
する音は、

『ガンガン』や『ガツガツ』
です。

2つ目のハンマーの扱う方法は
『コンコン』とか『コツコツ』
でしょうか?


タイルを貼ったり、ブロックを積む
時もハンマーは欠かせません。

それほど力は必要とはしませんが、
叩く物を傷付けないようハンマーの
柄の部分で叩いたり、

ゴムハンマーを使用する場合もあり
ます。

コレは3つ目のハンマーの扱い方に
共通する部分ですが、

叩いた時の音でしっかり固定(密着)
出来たか、そうで無いのか?の判断
も可能です。

軽い音→浮きがあったり、空洞が
あり、しっかりと下地に密着出来
ていない。

鈍い音→叩くとその面全体に響く
うな重い音です。


最後は

『打診』と言う壁や床を叩い(触
れ)た音で、下地の状態を調べる
ケース。

壁や床の下地の状態や素材、空洞や
剥離のある無しも音でチェックしま
す。

この音で見抜く能力は、色々な素材
をハンマーで叩いた経験、躯体の仕
組みや構造を理解している事で確率
がアップします。

是非、あなたも、ハンマーの柄や
打撃面でコツコツ壁床を叩いてみ
ましょう。

下地(桟や垂木)があるなら鈍い
音、無い場所は軽い音がします。

下地の入った方向(縦とか横)に
もよります。

上下左右に叩く箇所を移動して
いけば、軽い音から段々と鈍い
音や重い音になって、また軽い
音に変化していきます。

この感覚を研ぎ澄ませば、壁に
ネジやヒートン(フック)を刺し
て、

額やカレンダーポスターなどを
下げる事も可能です。

まぁ、そんな事が出来なくたっ
て、下地を探す便利グッズは、
幾らでもありますからね。