必殺 ホーム リノベイター 03

20年積み重ねたスキルを活し、住まいの不具合にピンポイントでアプローチ。ライフスタイルが一撃で変化してしまう手助けをさせて頂きます。

ターニングポイント

体感、経験、思考の繰り返しは
自信へと繋がっていきます。


あるスポーツの達人からこんな言葉を
聞きました。

 

スキルを習得する為には、ある容器を一杯にする必要がある。

 

その『ある容器』の中身は、練習
(経験)を積み重ねる事で一杯になり、
容器から経験値と言う中身が溢れ
出た瞬間から

 

今まで出来なかった事がスッと出来る様になる。


業務内容(板金工事的要素)に絞った
活動を1年間継続したおかげで

足場を掛けず、梯子と脚立だけで、


多少無理な態勢だったとしても、
依頼のあった業務全てを完結させる
事が出来ました。

 

職を変えて数年は、色々な事を
一編にやり過ぎて、どの項目に
おいても中途半端でした。

 

この『雹害の1年』を経て身に
付けた経験やスキルと、1年を
乗り切れた自信がベースとなり

 

物事を比較して共通点を見つける
『目』を養いました。


そして、この業界に入って10年が
経過した頃、地域によってはまだ
完全に復旧が終わっていない

 

東日本大震災が関東から東北地方を
襲います。

 

当時は牛久市内で新築現場に
居ました。

 

午後2時過ぎ、今まで感じた事が
無い、2回の大きな揺れに襲われ
ます。

 

室内の小窓から見える、背の高い
亜鉛メッキされた鋼鉄製の無線
アンテナが、グワングワンと
『8の字』を描いて揺れてる
のが分かります。

 

ボクシングコミック『はじめの
一歩』の主人公が繰り出すフェ
イント『デンプシーロール』です。

 

信号機は停止し、道路が隆起、
ひび割れ箇所から川の様な漏水。

 

現場から退散して自宅に戻れば、
水道はストップ、棚や机の上に
あった物全てが床に散乱。

 

幸い電気やガスは繋がっていま
したから、食事は何とか出来て
、トイレは浴槽の残り湯を使っ
て流しました。

 

布団に入ってからも余震は続き、
地震を知らせる携帯電話のアラ
ーム音が深夜になっても鳴り続
けるのでした。